HUGというゲームをご存知ですか。
H(避難所)
U(運営)
G(ゲーム)
避難所が開設された場合、施設の受入準備(通路の確保など)をして、避難者を受け入れていきます。
仮設トイレが届いたらどこに設置するか。
毛布が届いたら、どうやって配る。
高齢者がこられたら!乳幼児を抱えたおかあさんは!車椅子を利用している方は!
などなど・・・。これらの状況をゲームとして進めていきます。
まず被災状況が設定されます。(震度6・○○地区は家屋のほとんどが全壊など)
そして、
2種類のカードが用意されています。
「避難者」「ミッション」(食料がとどきました)(トイレが使えないので禁止処置を)
カードをめくって、「避難者」であったり「ミッション」であったりします。
そのつど、参加者で話しあって、処置していきます。
4月9日の第3回福祉防災のつどいには45名の参加がありました。
地元の松ヶ丘自治会のみなさん、春日市の職員の方々、応援していただいている太宰府ロータリークラブのメンバー・春日市社会福祉協議会の方たち、そして,春日市長も駆けつけていただきました。
はるかぜ福祉会の利用者・保護者・職員。それぞれの方たちが交じり合う混成チームが4つ作られ、春日市安全安心課の指導でゲームがスタートしました。
昼食挟んで2時間を越えるゲームでしたが、皆さん熱心に取り組まれました。
それぞれのチームから「苦労した点」などが発表されました。
「動物の扱いに困った」
「総理大臣の視察については意見がまとまらなかった」
「通路を考えて確保しないと、大変。」
みなさん異口同音に「やってよかった。」と言われていました。